前年に一度、太陽光と蓄電池の導入を諦めた。
蓄電池側の能力と、屋根に載せる太陽光パネルの条件が、自分の家には合わないと考えたからだ。
それでも、停電時に猫たちの冷暖房をできるだけ長く維持したいという目的は変わらない。
2026年8月、もう一度調べ始めた。
今回は、前年に気になった条件を一つずつ確認しながら、
「今の製品なら、どんな構成が現実的なのか」
から考え直した。
最初に気になったのは、9kgの薄型パネル
今回、太陽光で特に気になったのが、HESTA大倉の「HESTAソーラー フレキシブルソーラーパネル」だった。
契約した HG-L440-60CW は、1枚440W。公式仕様では厚さ3.3mm、重量9kgとなっている。
前年の検討では、屋根へ載せる太陽光パネルの条件が気になっていた。
だから今回は、発電量だけでなく、
屋根への負担をできるだけ抑えられること
を重要な条件にした。
HESTAへ相談したときにも、薄型・軽量のパネルを前提に検討したいと伝えた。
このパネルなら、屋根だけでなく、我が家にあるL字型のカーポートも使える可能性があった。
屋根10枚だけでなく、カーポートにも
最初に提示されたのは、屋根に10枚を載せ、カーポート側を3枚にする案と6枚にする案だった。
カーポートを6枚にすれば、
屋根10枚+カーポート6枚=16枚。
440Wを16枚なので、合計は7.04kWになる。
前年に一度諦めていた自分にとって、屋根だけに無理をさせず、カーポートも使って発電容量を確保できるのは大きかった。
最終的に、カーポートには6枚載せる方向を選んだ。
ただし、ここには注意点もある。
我が家のカーポートでは、太陽光パネルを載せることがメーカー保証の対象外になるという説明を受けている。
発電量が増えるからという理由だけで決めたわけではなく、その条件も理解したうえで選択した。
Powerwall 3は、1台ではなく2台
蓄電池では、検討中にTesla Powerwall 3の提供・施工が始まっていることを知った。
Powerwall 3は1台13.5kWh。
1台でも13.5kWhある。
それでも最終的には、2台、合計27kWhにした。
理由は一つではない。
一番大きいのは、やはり停電時のバックアップだった。
太陽光と蓄電池を考え始めた理由の一つは、災害などで停電しても、猫たちの冷暖房をできるだけ長く維持したいことだった。
せっかく導入するなら、バックアップできる時間には余裕を持たせたかった。
もう一つは、太陽光を7.04kWまで確保できる見込みが立ったこと。
屋根だけではなくカーポートも使えることで発電容量を増やせたため、Powerwallを2台使う構成も現実的だと考えた。
そして、かなり大きかったのが補助金だった。
2台を現実的にした補助金
今回の契約には、
- HESTAソーラー 7.04kW
- Tesla Powerwall 3 × 2台
- 屋根塗装
- 足場
- 関連する工事や申請
が含まれている。
契約総額は約680万円。
かなり大きな金額だ。
一方、今回利用を見込んでいる太陽光・蓄電池・DR関連の補助金は、合わせて約440万円。
予定どおり適用されれば、差し引いた自己負担は約250万円になる見込みだ。
もちろん、補助金は申請条件があり、ここでは確定した入金として扱っていない。
それでも、この補助額はPowerwallを2台にする判断にかなり影響した。
長時間のバックアップを優先したい。
太陽光も7.04kW確保できる。
そして補助金を考慮すれば、2台構成も経済的に現実的な範囲に入る。
この3つが重なった。
屋根塗装も、このタイミングで一緒に
もう一つ、今回の工事には太陽光やPowerwallとは別の事情があった。
屋根を前回塗装してから、もう10年近く経っている。
太陽光を載せるかどうかに関係なく、屋根を保護するために、そろそろ塗装はやる必要があると考えていた。
そこで今回は、屋根塗装も同じ工事に入れた。
これにはもう一つメリットがある。
足場だ。
屋根塗装にも、太陽光の施工にも足場が必要になる。
足場は工事費の中でも無視できない金額になる。
それなら別々の時期に足場を組むより、屋根塗装と太陽光工事をまとめて、1回の足場で済ませた方が効率がいい。
だから約680万円という金額は、
「太陽光と蓄電池だけで680万円」ではない。
もともと実施する必要があった屋根塗装と、そのための足場も含んでいる。
ここは、今回の費用を見るうえで重要だと思っている。
最終的に決めた構成
2026年9月26日、最終的に契約した。
太陽光は、
HESTAソーラー HG-L440-60CW
440W × 16枚
合計7.04kW
蓄電池は、
Tesla Powerwall 3 × 2台
合計27kWh
さらに、
屋根塗装と足場
も同じ工事にまとめた。
HESTAのパネルについて調べている人も、Powerwall 3を検討している人も、同じ製品を選べば同じ構成・金額になるわけではない。
屋根の形、カーポート、必要なバックアップ時間、補助金、既存設備などで条件は変わる。
それでも自分の場合は、
軽い太陽光パネルで発電量を確保すること。
停電時に余裕を持てる蓄電容量にすること。
補助金を使って2台構成を現実的な負担にすること。
必要だった屋根塗装も同じ足場で済ませること。
この組み合わせで、前年には見送った太陽光と蓄電池を、今回は導入することにした。
ただ、設備を決めただけでは、本当に効果があったかは分からない。
太陽光とPowerwallを設置してしまえば、設置前の家には戻れない。
そこで工事の前に、まず今の家が実際にどれだけ電気を使っているのかを残しておくことにした。