太陽光7.04kWとTesla Powerwall 3を2台導入することにした。

工事が終われば、太陽光で発電し、蓄電池へ電気を貯める生活が始まる。

そこで一つ気になった。

設置したあとに「どれくらい変わった?」を知りたくても、設置前の家にはもう戻れない。

だったら今のうちに、太陽光も蓄電池もない状態で、自宅が実際にどれだけ電気を使っているのかを残しておこう。

そう考えた。

電気料金ではなく、実際に使った電気を残したい

電気料金の請求を見れば、その月にいくら払ったかは分かる。

でも今回残したかったのは、金額だけではなかった。

いつ、どれくらい電気を使っていたのか。

太陽光とPowerwallを入れたあとに、

  • 電力会社から買う電気はどれだけ減ったのか
  • 電気を買う時間帯は変わったのか
  • 季節による違いはどうなったのか

を比較できるようにしておきたかった。

現在契約しているOctopus Energyから、過去の電力使用データを取得することにした。

30分ごとの電力使用量を取得

取得できたのは、2026年4月23日から9月17日までの148日分。

電力使用量は30分単位で記録されている。

1日は48件。

148日分で、

7,104件。

合計すると、

2,338.5kWh

だった。

項目 実測値
期間 2026年4月23日〜9月17日
日数 148日
記録間隔 30分
データ数 7,104件
電気使用量 2,338.5kWh

取得した期間については、30分データが48件揃っていることも確認した。

欠けている時間帯や、同じ時間帯の重複はなかった。

開発中にはデータの保存方法や再取得なども確認したが、この記事で重要なのはそこではない。

太陽光と蓄電池を入れる前の自宅を、7,104個の実測値として残せた。

それが一番の目的だった。

月によって、使い方はかなり違った

月ごとの電気使用量も集計した。

ただし、4月は23日から、9月は17日までしかデータがない。

そのため月間の合計値をそのまま比べるのではなく、1日あたりの平均使用量で見てみた。

月 対象日数 電気使用量 1日平均
4月 8日 89.0kWh 11.1kWh/日
5月 31日 294.6kWh 9.5kWh/日
6月 30日 246.5kWh 8.2kWh/日
7月 31日 693.2kWh 22.4kWh/日
8月 31日 750.1kWh 24.2kWh/日
9月 17日 265.1kWh 15.6kWh/日
2026年4月から9月までの月別1日平均電力使用量。4月11.1kWh、5月9.5kWh、6月8.2kWh、7月22.4kWh、8月24.2kWh、9月15.6kWh
2026年4月23日〜9月17日の実測値。4月と9月は月途中のため、月間総量ではなく1日平均で比較。

7月と8月は、1日平均で見ても他の月より電気使用量が多かった。

ここで、

「夏だからエアコンだろう」

「Model Yの充電が増えたのでは」

と理由を決めつけることはしない。

今回確認できた事実は、

この期間では、7月と8月の1日平均電力使用量が大きかった

というところまでだ。

導入前の基準値ができた

これで、太陽光とPowerwallを導入したあとに比較する相手ができた。

導入前は、

148日で2,338.5kWh。

さらに30分単位のデータがあるので、単純に月間使用量だけをBefore / Afterで比べる必要もない。

Powerwall導入後には、

  • 太陽光がどれだけ発電したか
  • 家でどれだけ消費したか
  • Powerwallへどれだけ充電したか
  • Powerwallからどれだけ使ったか
  • 電力会社からどれだけ買ったか
  • 余った電気をどれだけ売ったか

まで見られるようにしたい。

そのとき、今回の7,104件が「導入前」の基準になる。

設備を入れる前に測っておいてよかったと思えるかどうかは、導入後のデータが揃ってから分かる。

7,104件あるなら、別のことにも使える

ここまでデータを揃えたところで、もう一つ思いついた。

せっかく自宅の実際の電力使用量が7,104件ある。

だったら、この使用量を他社の料金プランにそのまま当てはめれば、

「一般的な家庭なら」ではなく、「うちの場合、電力会社を変えるといくらになる?」

を計算できるのではないか。

そこで次に、この148日分の実データを使って電力会社5社を比較しました。