2025年5月、Tesla Model Yを購入した。

自宅で車を充電するようになり、家で使う電気について以前より意識するようになった。

でも、太陽光や蓄電池を考えた理由は、電気自動車だけではない。

我が家には猫が2匹いる。

夏は冷房、冬は暖房をつけたままにしている。人が外出しているからといって、猫のための冷暖房を止めるわけにはいかない。

気になっていたのは、地震や災害などで長時間停電したときだった。

留守中に停電したら、猫たちはどうなる?

真夏に停電して、エアコンが長時間止まったらどうなるのか。

冬なら暖房はどうするのか。

自分たちが家にいるときなら、まだ何かできるかもしれない。でも、仕事や外出で家にいないときに停電する可能性もある。

そこで以前から気になっていたのが、家庭用の蓄電池だった。

停電しても、家に貯めておいた電気を使えるようにしておきたい。

家中の電気を普段どおり使いたいわけではない。

少なくとも、停電したからといって猫たちの生活環境まで一緒に止まってしまう状態は避けたかった。

室内でくつろぐ我が家の猫
我が家で暮らす猫の1匹。2匹とも、夏と冬は留守中も冷暖房を止められない。

実は、前年にも一度検討している

太陽光と蓄電池を考えたのは今回が初めてではない。

2025年にも業者へ相談し、かなり具体的なところまで検討していた。

当時の比較表を見ると、屋根の補修、太陽光パネル、蓄電池とそれぞれの工事費を合わせて、補助金を差し引く前で約873万円。補助金を考慮しても約655万円という試算だった。

太陽光については5kWを前提に、発電量や電気代の削減額まで計算している。

「いつか太陽光を入れたい」と考えていた程度ではなく、費用や補助金まで並べて、一度は本気で導入を検討していた。

それでも、そのときは見送った。

自分が問題だと感じていたのは、蓄電池側の能力と、屋根に載せる太陽光パネルの条件だった。

当時の資料から「何kW足りなかった」「パネルが何kgだった」といったところまでは確認できていない。

ただ、自分としては条件が合わず、一度導入を諦めた。

必要性までなくなったわけではない

導入を見送っても、停電への心配がなくなるわけではない。

猫たちは変わらず家にいるし、夏も冬もやってくる。

そしてModel Yを自宅で充電する生活も加わった。

家で電気をどう使い、どう確保するかは、以前より自分の生活に近い問題になっていた。

床の上でくつろぐ我が家の猫
太陽光と蓄電池を一度見送っても、停電への心配は残った。

もう一度、条件を調べてみる

2026年8月、太陽光と蓄電池をもう一度検討し始めた。

前回と同じ条件なら、また同じ理由で諦めることになる。

ところが調べ直してみると、前回とは違う選択肢が出てきた。

太陽光では、屋根への荷重を抑えられる薄型・軽量のパネルを使う案があった。

蓄電池では、Tesla Powerwall 3の提供・施工が始まっていることを知った。

これなら、前年にうまくいかなかった条件をもう一度検討できるかもしれない。

もちろん、この時点ではまだ導入すると決めたわけではない。

屋根への負担は大丈夫なのか。どれだけ発電できるのか。蓄電池はどこまで使えるのか。費用はいくらになるのか。補助金は使えるのか。

確認したいことはたくさんあった。

それでも、

「去年は無理だったから今回も無理」ではなく、もう一度ちゃんと調べてみよう。

そう考えることにした。

次にやったのは、前回見送った理由を一つずつ確認しながら、今の自宅にどんな構成なら入れられるのかを具体的に比較することだった。